天竜煎茶 下阿多古石神金原在来・上阿多古芦窪やぶきた30g | 天竜楽市 天竜茶 本舗 on the BASE
静岡県浜松市天竜区石神/芦窪2018年産新茶 在来・やぶきた 下阿多古石神金原(きんばら)産の在来、上阿多古芦窪産やぶきたのブレンドになります。ブレンド比率5:5 独特の甘い香りがあり、口当りはやぶきたの味ですが後から紅茶のような甘味が舌の奥に残ります。 当地の在来種に多く見られる野性味、苦味はあまり感じさせず、洗練された香気が立ち、まるでアールグレイのような清涼感ある個性豊かで魅惑的なブレンド煎茶に仕上がりました。 明治十二年(一八七九)五月五日、天竜川流域の茶取引の中心地であった磐田郡二俣村(現浜松市天竜区二俣町)に紅茶製法伝習所が開所、翌年には横浜港より天竜産紅茶の輸出が開始されています。 二俣町の隣村である下阿多古村でも紅茶生産は盛んであったようです。 当時はアッサム種の茶の木が紅茶栽培用に導入されていたと思われますが「在来」と呼ばれる茶樹の中には当時の紅茶用品種が残っている可能性もゼロではないようです… 石神金原地区には、その名の通り柳田國男の「石神問答」に出てくる縄文由来の古代神「ミシャグチ」が祀られた「社隅地神社」が鎮座し、その裏山には祈願が立ち並んでおります。 金原遺跡からは縄文時代の鏃も発見されており、この集落は非常に古くから人が住み永い歴史をもっているのだと思われます。 柳田國男によればミシャグチ、ミシャグジはミシャグジ=塞の神(サイノカミ)=境界の神であり、大和民族に対する先住民の信仰であるとしています。石神(シャクジ、サクジ)、 御社宮司、御左口といった漢字があてられることもあるようです。 麁玉郡(浜北区)宮口(ミヤグチ=この地名もミシャグチ由来と云われます)から、かつては麁玉郡に属していた時代もあった阿多古地区へ向う街道には日本で唯一磐座を御神体として祀られたアラハバキ神社(堀谷)があり、このアラハバキ神も柳田國男「石神問答」においてミシャグチと関連した神であるとされています。 堀谷から峠道を登っていくと杉峠に杉神社があり、この神社の御神木は八衢(やちまた)に幹分かれ(分岐)していることで非常に目を惹きます。杉神社は浜北区と天竜区の境界に位置し、峠の神、塞の神、八衢の神といえば、やはり「石神問答」にその名を記されたクナトノ神(岐神、二俣神)であります。杉峠は多くの人が非常に強いパワーを感じる場所であるようです。 杉峠から山道を下り、阿多古川
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