横山八幡神社祭典

8月14,15日は横山町八幡神社祭典
戦前に建造された豪華な総漆塗一層唐破風大屋台が三台曳き廻されます。

井組連屋台は昭和4年建造、大工は二俣諏訪連を手がけた平山安太郎。

三華連屋台は昭和9年建造、大工は当地横山の内山文一、彫刻は当時掛川仁藤町に「彫栄堂」を構えていた名古屋熱田区金山出身の早瀬利三郎。

朝日連屋台は昭和10年建造、大工は浜松市鴨江町の宮大工三嶽駒吉、彫刻は岡崎市康生町の堂営彫刻師中山由太郎政勝。

 昭和初期には林業と鉱業で栄えた横山町。
 当時は山間の繁華街として商店街が形成され大いに栄えました。戦前は未だ天竜川に架かる横山橋はなく、昭和中期までバスを筏船に載せて渡していました。
 豪華な屋台から往時の繁栄が偲ばれます。

印雑131 天竜茶 龍川横山町 2018初摘み 100g | 天竜楽市 天竜茶 本舗 on the BASE

静岡県浜松市天竜区横山町2018年産 天竜煎茶 浅蒸し印雑131 初摘みシングルオリジン 印雑と称される系統は、明治初期に日本紅茶の父である多田元吉がアッサムから導入したいわゆる「多田印雑」の系統の他に、大正11年に静岡県農業試験場茶業部の丸尾文雄技師が導入したマニプリ種から派生した系統があります。 昭和19年に、その中のマニプリ15の自然実生から、紅茶用としてではなく緑茶用として特異な品質を示すことで選抜された品種が独特な薫りと強い味を持つ「印雑131」なのです。 その強烈な個性から登録品種には至らなかった「印雑131」ですが、その稀に見る個性に惹かれた多くのファンを生み、一部マニアックに熱烈に支持されながら現在も極少量が生産されています。 天竜区横山町、清流横山川と天竜川を見下ろす南面した傾斜地にある畑は、緑泥片岩(天竜青石)から流れ出す豊富なミネラルに恵まれた土壌、天竜川の霧がかかり陽当たりも風の通りも良く、近隣の畑の中でも霜害を受けにくく、四月中に摘採される印雑131は例年最も早く出回る天竜産初摘み新茶となっています。淡麗----★-濃厚甘味☆☆☆☆旨味☆☆☆苦味☆☆☆☆渋味☆☆☆☆香気☆☆☆☆☆☆ 3g・60ml・70℃・1分、甘くワイルドな蘭の香り。程良い甘味と旨味があり苦渋味は控え目、飲み口はコクがあり重厚。 湯温を90℃に上げると、香りはやや刺激的になり、ほろ苦味、渋味が出て重厚感も増す。二煎目を熱湯で淹れると、口当りからしっかりとした甘味。 3g・20ml・40℃・3分、甘く香ばしい力強い香り、口当りはまろやかな甘味と旨味、続いて苦渋味が広がった後、甘味と酸味の余韻が残る。 淹れ方でかなり印象が変ってくるお茶です。薫りは唯一無二、この品種が持つ強烈な個性で、万人受けはしないものの代え難い魅力を放っています。香りも味も複雑で変幻自在。力強さと重厚さを持った特異な日本茶です。 水出しでも甘味と旨味、濃厚な味わい深さが出て来ます。

印雑131 天竜茶 龍川横山町 2018初摘み 100g | 天竜楽市 天竜茶 本舗 on the BASE

 横山橋の真正面、天竜川の深い霧がかかり、ミネラル豊富な緑泥片岩層の山の斜面で栽培される「印雑131」
 茶畑にも祭り囃子の音色が届いていることでしょう。


天竜楽市

静岡県浜松市天竜区は天竜川と秋葉の山々に囲まれた山間地。永い歴史と豊かな物産、伝統ある祭禮や観光、イベント情報を紹介するページです。

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