龍山町西川津島神社祭典
毎年8月15,16日は西川津島神社祭典。
かつての西川は三河鳳来~渋川~熊方面から秋葉詣でに来た旅人達が天竜川を渡る際の宿場として栄えました。江戸末期の最盛期には、一日数千人の旅人が西川を通ったと云います。
戦後は峰之沢鉱山、天竜林業の隆盛、秋葉ダム建設に関わる労働人口が増えたことで、西川の街は大いに賑わい、夜は芸妓衆もいて三味線の音が遅くまで鳴り響いたそうです。
西川連
二俣型一層唐破風大屋台
この屋台は掛塚から購入したと伝えられていますが、細部の仕様は明らかな二俣型で、破風は平山安太郎建造の諏訪連によく似ています。
旧道連
唐破風二階屋台
動画では二俣囃子調の「屋台下」を奏で、「もどせ」も行なわれるなど、旧天竜市と共通の祭り文化が見られます。
新道連
かつて60世帯以上の住民が暮した新道ですが現在は数世帯。それでもお祭りの夜は賑やかに…
以前は天竜川に花火を打ち上げ盛大に行なわれていた西川津島神社祭典。
山の谷間の僅かな土地に住居がひしめいていました。
西川(白倉川)は非常に美しい清流。
上流には美しい渓谷の名勝白倉峡があります。
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